かぶせた歯がしみることがあるのはなぜですか?
むし歯の治療を行う時、むし歯が拡がらないようにむし歯の大きさよりも少しだけ大きく削ります。
治療後の歯は以前より薄くなるため、刺激が強く伝わります。
これが、治療後に歯がしみる理由です。金属のつめ物や、かぶせ物をしても、金属は熱伝導率が高いので、しばらくしみることがあります。
ただし、しみる状態がしばらく続くと、歯は神経を保護するように新しい象牙質をつくります。
これが第二象牙質です。これが形成されると刺激が神経に伝わりにくくなり、しみる症状が治まってきます。
しみなくなるまでの期間は、個人差がありますが1~2週間から数ヶ月ぐらいです。