下歯槽管

下歯槽管
下顎の中に大きな血管と神経が通る下歯槽管という構造部があります。
下顎奥歯にインプラントを埋入する際、下歯槽管を傷つけないように慎重な注意が必要とされます。
詳しくは抜けた歯の治療ページ「インプラントの項・安全なインプラント手術のために・ケース2」をご覧ください。



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下顎に埋伏した親不知

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レントゲンで撮影した下歯槽管の写真 2次元の平面なレントゲン写真です。
左下の親不知の歯が横向きになった状態で下顎の中に埋まっています。
矢印は大きな神経や血管の入っている下歯槽管という部分です。
この親不知の抜歯手術で、近接した下歯槽管を傷つける危険性があります。
この写真のみでは、手術前の情報が不足しています。安全性を高めるためにCT診査を行いました。

 

▼横から見ているスライス像の1枚です。
横から見ているスライス像の1枚

▼正面から見ているスライス像の1枚です。
正面から見ているスライス像の1枚

▼上下方向から見ているスライス画像の1枚です。
上下方向から見ているスライス像の1枚

▼CTのデータを基に3Dイメージで表示した画像です。
CTのデータを基に3Dイメージで表示した画像

ここには代表的な3方向からのデータのみを掲載しましたが、3次元のあらゆる方向から多数のスライスした画像を見る事が出来ます。

 

▼抜歯後のCT写真です。下歯槽管を傷つけることなく、無事に抜歯手術が終了しました。
抜歯後のCT写真

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